波を味方に──「ドルコスト」は“迷わない仕組み”

投資日記

焦らず、欠かさず、機械的に。 それがいちばん強い。


1. 今日のメモ(なぜやるの?)

値動きは読めない。でも“買う仕組み”は作れる。ドルコストは、価格が高いときは少なく、安いときは多く買う自動の呼吸。感情を外して、時間を味方に。


2. メリット

  • 感情フリー:買い時を悩まない。手が止まらない。
  • 平均取得単価が安定:高値掴みの痛みを薄める。
  • 続けやすい:毎月定額で家計に組み込みやすい。
  • 時間分散:一度の判断ミスが致命傷になりにくい。

ひと言:「続く仕組み」は「強い戦略」。


3. デメリット(落とし穴)

  • 右肩上がり相場では“機会損失”も:一括が勝つ期間はある。
  • 長期下落では効きづらい:平均化は“損を消す魔法”ではない。
  • 商品選び次第:高コスト商品だと効果が目減り。
  • 少額×手数料:手数料や為替スプレッドが重いと不利

ひと言:仕組みは強いが、素材(商品)選びはもっと大事


4. 攻略法(“毎日×毎月”の二刀流)

  • 毎日積立(営業日/FANG+/2,500円)
    • 平日のみ自動買付(土日祝は買付なし → 約20日/月)。
    • 対象:FANG+の指数に基づく投資信託。ボラの“凸凹”で口数を稼ぐ
    • ルール:2,500円を固定で淡々と。増減は原則しない(大きく下げたときのみ“臨時追加”は任意)
  • 毎月積立(クレカ積立・コア)
    • 給与日後に自動でドンクレカ積立のポイントも回収。
    • 対象:S&P500/**オルカン(全世界)**を中核、高配当インデックスはサテライトに少し。
    • 例:コア**(S&P500・オルカン)80〜90%、サテライト(高配当・FANG+)10〜20%**。
  • 商品ルール
    • 販売手数料0信託報酬が低い指数連動の投資信託を優先
    • 高配当は**“再投資型”**を基本(キャッシュ欲しいときだけ分配型を少額)
  • 運用ルール
    • 売らない前提で5年以上
    • 年1回だけリバランス(比率が崩れたら元に戻す)。
    • 見るのは月末だけ:入金額と評価額の同じグラフで“続いている”を確認。

ひと言:「迷い」は設計で消す。 毎日は口数、毎月は土台づくり。



5. まとめ

  • 積立額は固定、増額は“事前ルール”で自動。
    例:直近高値から**−10%で+50%−20%で+100%**に増額。迷わずスイッチ
  • 商品は「低コストのコア+少額サテライト」。
    コア=S&P500/オルカンに集中。**高配当・FANG+**は少しだけ添える。ムダな乗り換えや売買はしない。
  • 確認は月末だけ、日々の値動きは見ない。
    月末に入金額と評価額を同じグラフでチェック。通知はオフで、手は動かし目は離す。

結論: ドルコストは“静かな武器”。焦らず、欠かさず、機械的に。 これで十分

免責:本記事は個人的な記録・学習メモです。投資判断はご自身で。

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