はじめに:トラリピは「放置で儲かる魔法」じゃない
トラリピって聞くと、
「勝手に売買してくれてラクそう」
「相場を見なくても増えるのでは?」
…って思いますよね。
トラリピは“ラクして儲ける装置”じゃなくて、
コツコツを自動化して、感情のミスを減らす仕組み。
上手くいくときもあるし、当然うまくいかない局面もある。
だからこそ初心者ほど、最初に「仕組み」と「リスク」を理解してから始めた方がいいです。
この記事で分かること
トラリピ(自動売買)の仕組みを、“初心者が事故らない資金設計”から逆算して解説します。
先に結論を言うと、トラリピは「放置で儲かる」話じゃなくて、設定と管理で“コツコツを再現する仕組み”です。

トラリピは「自動で売買してくれる」けど、自動で守ってくれるわけじゃない。
だから最初に“守りの設計”を作ろう。
トラリピって結局なに?
トラリピは、マネースクエアの独自注文方法「トラップリピートイフダン」の略。
ざっくり言うと、ある価格帯(レンジ)に「罠(注文)」を並べて、利確したら同じ注文を繰り返す仕組みです。
- トラップ:注文を等間隔にたくさん仕掛ける
- イフダン:新規と決済(利確)をセットにする
- リピート:利確したら同じ注文を自動で出し直す
トラリピが向いている相場/向いていない相場
| 相場環境 | 相性 | 理由(くろちゃん目線) |
|---|---|---|
| レンジ相場(行ったり来たり) | ◎ | 小さな利確が何度も起きやすい |
| ゆるやかなトレンド | ○ | 設計次第で追随できるが、含み損が増えやすい |
| 急変動(指標・ショック相場) | △〜× | レンジ外に飛ぶと、含み損と証拠金が一気に苦しくなる |
注意:トラリピは「当たる方向を予想する」のが苦手な人に向く一方、レンジ設定を外したときのダメージが大きい。
だから、はじめに“最悪ケース”を想定して必要資金を試算するのが前提です。
メリット(初心者が続けやすい理由)
デメリットとリスク(ここを避けると事故る)
最大のリスク:レンジ外へ行ったときの含み損(=評価損)が膨らむこと。
しかも、トラップ本数や数量を増やしすぎると、含み損の増え方も加速します。
- トレンド相場に弱い(レンジを抜けると“戻るまでが長い”)
- レバレッジ取引なので、証拠金維持率が落ちるとロスカットの可能性
- スワップは方向によって受け取り/支払いが変わる(地味に効く)

じゃあ結局、初心者は何から気をつければいいの?
くろちゃん式:設定前に必ずやる「3つのチェック」
チェック1:レンジは“願望”じゃなく“データ”で決める
直近の高値・安値、値幅(ボラ)を見て「この範囲なら現実的」を選ぶ。
チェック2:トラップ本数より先に“最悪ケースの必要資金”を決める
先に「どこまで耐えるか」を決めてから、数量・本数を逆算する。
(注文前にリスクを試算する発想が大事)
チェック3:損切り(ストップ)を“保険”として用意する
使う使わないは別として、逃げ道があるだけで設計が変わる。
1月の評価損益表(FX)
くろちゃんの投資道場では、毎月「評価損益」と「実現損益」を分けて記録していきます。
数字が積み上がるほど、運用の癖(レンジの当たり外れ・スワップの影響)が見えるようになります。
| 月 | 実現損益 | 評価損益 | スワップ | 合計損益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年1月 | +32,486円 | -900円 | +1,869円 | +33,455円 |

