負けを小さく、寿命を長く。——“切る勇気”が残す利益
1. 今日の気づき
- エントリーは希望、損切りは責任
- 迷ったら“ルール”に従う。心よりルールが強い日をつくる。
2. なぜ損切りが大切?(メリット)
- 致命傷を避ける:1回の大損で退場…を防ぐ。
- 次のチャンスを残す:資金もメンタルも温存
- ブレない検証ができる:ルールが数字で回せるようになる。
- 含み損の“祈り時間”が消える:時間を味方に。
合言葉:1回の損は“授業料”、連続の損は“ルールの改善点”
3. 損切り「攻略法」5箇条
- 許容リスクを先に決める
- 1トレードの損失=資金の 0.5〜1% 目安(多くても3%)
- “ここを割れたら間違い”の位置で切る
- 直近高安・サポレジ・直近ボラ(ATR×1〜1.5)で置く。
- 発注と同時に逆指値を置く(IFD-OCO)
- “後で入れる”は敗因トップ。
- 損切りは動かさない/利が乗ったらだけ“トレール”
- ルール:建値→直近足の安高値→移動平均…と段階的に。
- リスクリワードは最低 1:2
- 2回負けても1回の勝ちで巻き返せる設計に。
【例】
1. 1000円で買い、950円を「間違いライン」と判断 → 逆指値950円
2. 目標は1100円(RR=1:2)
3. 口数は「資金×1% ÷(1000-950)」で計算。
4. デメリット(副作用)と向き合い方
- ダマシで刈られる:ノイズに触れやすい
→ 対策:根拠を“1つ”から“2つ以上”へ(価格帯+出来高/時間帯など) - 早過ぎて伸びを逃す:機会損失の気持ちが重い
→ 対策:再エントリーのルールを用意(ブレイク再乗車OK) - 手数料・スリッページが積み上がる
→ 対策:過剰売買を減らす/流動性の高い時間帯を選ぶ。 - 勝率が下がるように感じる
→ 対策:RRで“総合点”を見る。月次のトータルで判断
5. よくある失敗と回避メモ
- 「もう少し様子見」→塩漬け
- 回避:“価格か時間”どちらかで必ず切る(例:想定時間を超えたら撤退)
- 指値をずらす
- 回避:ずらすのは“利確側のみ”(これをすることで負けが無くなる!)損は固定
- ニュースに振り回される
- 回避:イベント前はポジション軽く、または見送り。
6. マイルール
- ① 1回の損失は資金の 1%以内
- ② 逆指値は発注と同時。移動・取消は禁止
- ③ RR 1:2未満のセットアップは見送り
- ④ 3連敗で一時停止、その日は検証に切替
- ⑤ 週末は取引→検証へ。スクショ+一言反省
7. 今日の取引メモ(参考)
- 銘柄/通貨:
- 狙い(根拠2つ):①価格帯 ②出来高/時間/トレンド …
- 損切り位置:
- 目標:
- 結果: + / –
- 学び一言:
- 次の改善:
8. 明日の自分へ
“切ったからこそ、また入れる。”
チャンスはいつも資金が残っている人の前に現れる。

